新年賀詞交換会 2013 報告

1月31日(木曜日)午後5時半より平素よりPJAに協賛いただいております企業の方対象の『新年賀詞交換会』がマリオットホテル(プリンストン、NJ) 参加者 35名 で賑やかに行なわれました。この度は基調講演として日本生命の日吉大輔様に米国医療保険制度についてのお話をして頂きました。まずは制度の一番の問題点である医療費の高騰の原因を表やデーターで解説いただき、原因は訴訟による保険料高、研究費、医療技術の進歩に寄る価格高騰、無保険者の人の保険料も実際には負担している事に加えて、アメリカ人が深刻な病気を併発し易い食生活を送り、健康への意識の低さが問題を助長している事などが挙げられました。オバマケアが高騰を続けるアメリカの医療保険に切り込んで無保険者を削減出来るのか。来年から個人に対して医療保険の義務化が始まる事で、保険のカバー範囲や加入者の拡大を目指し様々な支援策や規制などが施行されますが、そのあらましも紹介されました。最後に医療保険のコスト削減に対して企業としてどんな工夫、方策が有るかが提言されました。約1時間20分の興味深い 内容での講演後は、歓談をしながらのディナーを頂きまして、予定より1時間オーバーの楽しい賀詞交換会を持つ事が出来ました。

講演して頂きました、日本生命の日吉大輔様をはじめ、お忙しい中ご参加いただきました皆様には厚くお礼申し上げます。